あおりんごの凡ぶろぐ

美大を卒業した後、色々な経験を経て、現在は個人事業主&作家活動中

ドラえもん新作映画と現実の戦争

f:id:aor1ngo:20220307183347j:plain


デザイン案に行き詰まり、心が揺れる何かを探しにお散歩へ出かけたあおりんご。
特に何か観たいものがあるわけじゃないけど、いつもよりちょっと遠出をして映画館へ。

そういえば昨日は明け方までずっと宇宙の本で重力波やホログラフィック原理について学んでいたところだったと思いつき、上映中の映画タイトル欄をザッと見てみるとドラえもんの新作映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 リトルスターウォーズ2021」が目に入った。
すでに映画は始まっている時間。
チケットを急いで買って席に着く。
ドラえもんの映画なんて何年振り?
何十年振り?
そんなことを考えているとストーリーはどんどん進んでいく。

毎回そうなんだけど、ドラえもんアンパンマンポケモンも泣いちゃう。
でも今回の映画で泣いた理由は二つあった。
・小学生スネ夫の人間らしさ
・ロシアとウクライナの戦争が重なった

歴史は繰り返すとはいえ、小説家、脚本家の人たちはロシアとウクライナの戦争を予想していたのか?ってほど私には内容が重なって見えた。

現実の戦いの中にはのび太たちのような年齢の男の子も、しずかちゃんみたいな肝の座った女の子もいるだろうし、逃げたくても逃げられない人もいる。
皆戦争なんてしたくないし巻き込まれたくもないよね。
でも今屈したらその子供たちの未来はどうなるんだろうか。と、今ウクライナやロシアを中心に世界中の大人たちや子供たちも、この事について色々と考えているんじゃないだろうか。

日本だってうかうかしていられない。
上はロシア、下は中国に、常に狙われ、アメリカも守ってくれるかわからない状態。

私はどこの国でも生きていけるように技術や発想力などを身につけている。
でも今いるこの地で私に出来ることは何だろうか。
私にしか出来ない表現は何だろうか。
スネ夫を見ていて、それを振り返る機会にもなった。

最近、人間らしい人を見ると、心が揺れ動くことが多くなったように思う。
人間は本来とても情けない生き物だ。
情けない自分を認めてこそ、成長に繋がる。
だからってわけじゃないけど情けない自分のこともよく「また人間らしいことしてて可愛い」と思っているあおりんご。

今は世界中の人が、戦争の犠牲になった方々及び被害を受けている方々を想って涙し、今自分に出来る事、自分や未来の子供達へ明け渡すの地球について考えている。
運命は変えられないけど、生き方は変えられる。
この「誰かを思いやる心や行動」はほんの少しであっても、誰かの希望になると信じてこのブログを書いた。

私は自分に出来ることをやる。

 

お題「ゆっくり見たい映画」