NetflixのCMで「ハマるのは深いから」というキャッチコピーに納得したあおりんごです。
こんばんは。
おかげで色んなものにハマる理由がわかりました。
浅いものには確かにハマることはないですね。
こんな言葉だって沢山考えられて何度も何度もやり直して作られていると思うと、本を読むこと、考えること、書くこと、経験することは本当に大切だと考えさせられます。
普段TV観ない勢なのに、何故CMを観たのかというと「アナと雪の女王２」を観ているから。
ストーリーの中で風・火・水・大地・第五の精霊がキーワードとして出てくる事が気になりました。
アジアには五芒星とか、五行思想とか、陰陽とか、色んな思想や信仰があるけれど、西洋にも西洋のエレメントとか似たようなものがあるんですね。
確かにゲームとか、特にポケモンあたりによくそんなものが出てきます。
昔アメリカにホームステイした時、小学生くらいの男の子が日本人の私を見つけて嬉しそうに「君日本人なの？ポケモンって知ってる？僕こんなにポケモンカード持ってるんだ！」とカードの揃えてあるファイルを自慢気に見せてもらったものです。
「アナと雪の女王2」は日本画の大先輩でもある友人と一緒に観に行った記憶があり、とても懐かしかったです。
コロナ前、2019年のこのくらいの寒い時期、11月・・・・3年前か。
その友人とはコロナ感染が怖いから今は人に会いたくないとのことで全然会ってない。
会いたいなぁとは思うけど、人の価値観はそれぞれなので尊重します。
「水には記憶がある」とエルサが言っていました。
血液にも記憶がある。と臓器移植や輸血をした方々のエピソードも聞いた事があるし、血液中にも水分が多いのでそういうことなのでしょう。
さて、「アナと雪の女王」「アナと雪の女王2」両方観ました。
ディズニーでは珍しい恋愛抜きの力強いヒロイン「エルサ」。
精神的には弱いのに、1人で頑張っちゃって、誰にも頼らず、常に何かを疑い、好きなものに対しては自分ひとりで守る！みたいな謎の責任感を持つ男性性の強い長女、姉気質。
2では自分の両親や祖父の過去や真実と向き合い、自分の生きる道を自分で選択して故郷を出ます。
自分の生き方を自分で選択していくには勇気が必要だけど、普通に生きられない人はこうして進んでいくのだなぁとしみじみ眺めちゃいました。
対して「アナ」は破天荒だけど色んな人に助けてもらって生きている。
これぞ妹気質です。
皆が自分を好きだと信じて疑うことをしない。
実際アナの性格の方がとても生きやすいでしょうね。
男性に騙されたところで周りに守ってもらえたり、愛され過ぎて姉に突き放されたり、恋人ができれば思う存分甘えて愛されて、素直で国民にも愛され、甘え上手、愛され上手。
家族愛とか自国愛とか友情とか、ディズニーはとてもわかりやすい表現をします。
その中にも現代のニーズに合うように主人公自身の多様性や自分の生きる道を探させたりと盛り込んでくるあたりが流石だなと思います。
ディズニー映画は楽しい気分になりたい時や時代の流れを見るにはピッタリです。
思考を深めたい時には、高畑勲作品や前の日記に書いた宮沢賢治作品が良いのかも。
宮沢賢治さんの本のように今まで読めなかったものがもうひとつあったので手に入れたのですがそれはまた今度。
映画の後の番組で少し流れたのは、岡島礼奈さんの人工流れ星の研究でした。
なんて素敵な考えなんだろう。
やはり知識を深めれば深めるほど何かを生み出すことが出来るのだと思います。
人間だって最初は自分の生きている土地を中心に宇宙が回っていると思っていたし、自分の住んでいる土地以外見えないから無いものだと考えていたし、地球が宇宙の真ん中だと思っていたのに、研究に研究を重ねるほど、知識が増えるほど、自分は本当にちっぽけな存在で、宇宙の塵にも満たないものだと知ることが出来る。
自分の小ささを知るほどに、自分にできる事がわかる気がします。
とはいえ自分の限界がわかるからって、限界を決めてはいけない。
失敗しまくっても実は出来ることが増えている。
小さい子だって、大人だってそうだ。
何歳だって、ひとりだって。
やりたいことを自分で選択して生きていく。
そういえばJAXAが宇宙飛行士候補者を募集してますね。
13年ぶりだそうです。
募集要項も以前とは少し違うものになっていました。
多様性、ダイバーシティの時代ですものね。
こだわりを手放すのもひとつの手です。
きっと新しい風が入って素敵な影響が及び、研究がまた一歩進むことでしょう。
大学3年生の頃、就活したくなさすぎて、JAXAとか、忍者になって世界を飛び回る方法とか、色々血迷って探した黒歴史を思い出しました。
あれはあれで面白かったので、人生たくさん血迷っていいと思います。
