あおりんごの凡ぶろぐ

美大を卒業した後、色々な経験を経て、現在は個人事業主&作家活動中

夢の話

私はよく夢をみる。

夢って本人たちの知識でコーティングされているものなんだと思った。
それを更に誰かがコーティングしているのも感じる。

夢の中の出来事は大体、何か教えてくれている。

⚫︎鳥居をくぐる夢 7月25日
道端のゴミ拾いしていたら、おばさまが3人くらい声かけてきて、その中の一人に手を引っ張られて一段下に(とはいえ結構低い位置)小さな鳥居がいくつかあって「そこを潜ってきて」と言われる。
下には降りられたものの、鳥居が小さくて一つしか潜れず、何とか横から出てみると、そこにはこの場にお詣りにきた人たちが沢山いた。
まずはその鳥居の真横にあるお稲荷さんからお詣りしたいのに、今度はお賽銭箱が高い場所にあって何度100円を投げても入らない。
周りの人の助言により、大きくなった100円玉をフリスビーのように数回投げてみるとちゃんと入った。
その後、本殿の神様にお参りしようとした。

⚫︎増える夢 8月1日
「あと○万円かー」と思っていたら急に一桁増えた夢を見た。
パートナーをよろしくだって。
パートナーの後ろの人たちの助けだろうか。

⚫︎スマホの充電器を借りようとする夢 8月14日
スマホの充電器を借りようとしているところで、大学の先生みたいな人たちが貸してくれて先生が「あまり自分を攻撃しないでね」と頭を撫でて優しく諭してくれた。

⚫︎島に暮らす夢 8月15日
夕方から夜にかけての時間。お寺のような場所へ荷物を運ぶ。
辺りはもう薄暗く、波の音が聞こえるだけだ。でも絶壁だから海へ降りることは出来ない。
全て真っ白な空間で、ドアの向こうには誰かいるみたい。ドアの手前の階段脇の壁づたいに長椅子があり、人が並んでいた。私がここにいることは良くないみたいだったので、階段を降りようとする。でもただ降りるのは面白くないから、自分で工夫して面白く降りようと試みる。足を階段に滑らせるようにして滑り台のように降りる。だんだん楽しくなってきて、後ろの降りてくる二人組のおじさんたちの視線を受けながらも私は階段を滑り降り続ける。それをしている間に私は小さな子供になっていた。

⚫︎お菓子工房で働く夢 9月10日
これから私は山奥のお菓子工房で住み込みで働く。
まずは全員に挨拶して周り、どんなお客様が来ているのかも教えてもらう。
働いているのは美大卒の人が多いようだ。
ベッドで寝られることになったが、無愛想なお兄さんが布団を持ってきてくれた。
「ベッドがあるから・・・」と断るとさらに無愛想になる。
誤ったものの、何だか悪い気がして外へ追いかけて
「ベッドの上に敷くから」と言いに行くともう布団をしまい終えていた。

外は雨。
他の従業員の方も歩いていた。
「あの子誰?私まだ挨拶されてないんだけど」とかみがピンクの女性に言われる。
無愛想な男性が「ああ、お前いなかったから」と返事をする。
私が大きな声で挨拶をするといつの間にか女性の後ろへ一列に従業員が並んでいて、それぞれ自己紹介をしてくれた。

それから別室へ案内されると、そこではこの場で作ったお菓子とコーヒーが飲めるらしい。
全て手作りでとても凝っていた。
私は「コーヒー飲めないけど、ここのならのめるかな?」とコーヒーを淹れている方に聞いてみると「飲んだことないなら、やめておいた方が良いんじゃないか」と言われる。

残念に思いながら、今度はカウンターに座り、ガチャガチャの玉のようなものに入った小さくてクオリティの高いクッキーをもらった。
一つ一つを手に取ると私はハッとする。
「これは小さな地球だ・・・」
食べる度に感動で涙が勝手に出てくる。
泣いていると目の前の従業員たちから「感受性が高いんだね」みたいな褒め言葉をもらった。

⚫︎夢の中の私の言葉 9月29日
オドオドする子に適当な命令をする人がいたから
「皆他人のことで意地悪しないで、自分は今何がしたいか、それをただ実行すれば良いんだ。それはしたいだけすれば良い。そしたらとても楽しいよ」
と自分も実行して女の子たちと笑い合っていた。

⚫︎山の頂上へいく夢 10月2日
大人の友達の家に猫と遊びに行った。
猫は私には噛まないけど、周りの人たちにはちょっと不機嫌になる。

現地の男性が観光スポットの山を案内してくれるという。
私「まだ朝の四時だよ?」
男性「今が一番景色が良いんだ。その代わり、別の観光スポットは時間的に無理」
ちょっとだけ見たくて出かけてみると
外に舞台があり、その壇上にはスピーチ台とスクリーン。
その台の向こうにはさっきの猫が箱に入って不機嫌そうにこちらを見つめている。
「あの顔はさながら学校の参観日に親が来てめっちゃ写真撮ってくる時の子供のような顔だ」
と夢の中の私が言う。

ギャラリーの店長が「二人に渡すものがあるから受け取って」と私と友人に分厚い封筒をくれた。
何故かよくわからないけど受け取っていいものだと思ったので二人とも快く受け取る。

今度は山の上にいた。
山のうえのお土産屋さんを通りかかるとお店の人からお礼を言われる。
「お菓子をいただきました。ありがとうございました。」
私は急に何のことかわからず、人違いかな?と思って会釈をしてからカフェに入った。

山のうえにはいろんなお店があって、中でも素敵な景色が見られるカフェがあるという。
私は何故か車椅子に乗っており、カウンターの椅子が飛び出ていて邪魔をするのでなかなか前に進めないでいた。
周りの人に手伝ってもらい、何とかそこを抜けると真っ青な森が見える山の頂上のカフェのおしゃれな山小屋のようなテラス席だった。
渋い木材の長椅子やテーブル、ふかふか過ぎるソファやレトロな装飾の椅子もある。

私たちが来る前に誰かがいたのか、テーブルにはすでに食器が置いてあった。
その中から、友人は手にした兎の湯呑みにとても感動していた。

⚫︎龍の雲を見た夢 10月9日?
曇っている日。
空を見上げると、3本の白い雲が天に昇っていくのを見た。
私は「あれが龍の雲かなー」と見つめている。
すると急にその雲がまとまってこちらに向かってくる。
8本の龍の首を持つ龍がこちらに飛んできたのだ。

起きてから思い出してみても全然怖くなかった。
何故ならその龍は厳かながらもお顔がぶちゃかわ犬のようだったからだ。
もちもちしていた。

⚫︎大量のうさぎと友人がお嫁に行く話 10月16日
パートナーと緑多い田舎道を散歩していると、下に川通る橋に差し掛かった。
橋の片側には長屋が続いており、河辺にはその裏側が見える。
反対側には森が見える。
川の上側には行き止まりの道というか、芝生で出来た広場があった。
ふと空を見上げると天使がラッパを吹いているような形の雲がたくさん右側へ流れていく。
それをスマホカメラで撮影していると「見せて!これどうやって撮っているのか教えてください」と女の子に言われた。
説明が難しいから「じゃああの長屋の後ろ側の壁の中にウサギを見つけてごらん」というと女の子は一生懸命探していた。
私は長屋の看板にうさぎの写真を見つけてしまい「そういうことじゃないのになー伝わるかなぁ?」と不安になっていると芝生広場が騒がしくなる。
何故かうさぎの大群が走ってくる。
まさかと思って橋の上で見ていると、うさぎのは手前の方で止まる。
それより大きなものがどんどん近づいてくる。
最初はうさぎかと思ったが、それが仔牛になり、最終的にぶちゃかわ犬が出てきた。
足がとても短く茶色で顔周りの毛はふさふさ、瞳がクリッとしている。
触れると、泥だらけ。

橋を渡り切った時、私はいつの間にか学生になっており、4人組で帰宅途中だった。
そのうちの1人、スラッと背の高く三つ編みをした少女はその犬と暮らしたいと思っていた。
遠くから誰か男性の声で「そりゃー中山先生の家にお届けする仔牛と犬だよ。寂しい先生だからね。」と聞こえた。

中山先生はおじさまでお金持ちだけど伴侶はおらず寂しいようで、仔牛と犬を飼って暮らそうとしていたようだ。
それを知った背の高い三つ編み少女は考えた。
「私は中山先生も好きだったし、仔牛も犬も可愛いから、先生のところへお嫁に行こうと思う」と光の速さで即決していたので私は驚き「本当にいいの?」と聞く。
少女は「欲しいものは欲しいうちに手に入れないとね!」と答え、私は衝撃を受けた。
私はお勝手の水道で泥だらけになったお皿を洗っていた。
泥だらけにしちゃう私は恥ずかしいのに、あの子はなんて輝かしいんだろう。と羨ましくも尊敬していた。

⚫︎時空をこえて会いにいく夢 10月18日
女の子二人と男の子一人と会って手を握り、私は皆の目を見ながら話していた。
「私ね、時空を超えて昔のあなたたちに会って一人ずつ話をしてきたよ」
皆そのことを瞬時に理解していて、嬉しそうだった。

男の子の部屋に皆でいると、突然家主が退室する。
不思議に思っていると、ベランダで女性と話し込んでいる。
トラブルがあったのかと思い、皆でプライベートに配慮し、なるべく見ないように彼らに背を向ける。
しばらくすると女性が部屋に入ってきて、皆で着替えるのを手伝うことになる。
私は部屋の全カーテンを閉めるように指示する。
そこへタイミング悪く男の子の弟が犬たちの散歩から帰ってきた。
私は部屋の中が見えないようにカーテン下に潜り、弟さんへ事情を話に行く。
3、4匹の犬がいた。
1匹は親犬、あと3匹は仔犬だった。
私は黒い仔犬を触らせてもらったというか、こっちに飛び込んできてくれた。
弟さんは気を利かせてもう一度散歩へ行こうとする。
私が仔犬を返そうとすると、手の中で透明のガラスの犬に変身していた。
でも鳴き声はするので生きているようだ。

首輪をつけなきゃいけないんだけど、どうもちょうどよくつけられない。
犬の鳴き声もちょっと苦しそうなので解こうとするも自分では解けず、男の子のところへ行って解いてもらう。
「出来そうなのにねぇ」と言われ、私は申し訳なさそうに照れていた。