お付き合いする前の予定では、元々この日に会う予定でした。
でもその前にお付き合いすることになりまして。
毎日楽しく過ごしております。
さて、誕生日当日は駅の改札口にて待合せ。
電車を降りて改札を出ると、好きな人の姿を発見！
当然のように腕を広げてハグ待ちをしてくれている。
犬のように駆け寄る私。
ドラマのようなバカップルで可愛いです。
自然と好きな人の温かい手で包まれる私の変温動物並みに冷たい手。
そして向かうはランチに行こうとしていたカフェ。
結局好きな人と同じものを注文。
そして今日は絶対に支払いは全部自分持ち！
好きな人の誕生日は全部支払ってくれたからです。
お互いにとって負担になりたくないので。
・小さい頃に耳を畳まないと眠れなかった話
・カレーは固形のものが許せなかったので母親に全部ミキサーかけてもらってたとか
なんだかこだわりの強い子供時代だったんだなぁと思いながら聞いていた。
結果、現在のこの人なのだからなんでも良いと思っているし、むしろもっと知りたいあおりんご。
展示へ行く。
好きな人がそばにいるってだけで幸せなので、内容があんまり入ってこない。
繋いでいた手をそーっと離そうとしたら「離れないで」と手をギュッと握って胸の前で抱き締める私たちの茶番劇。
あーでもない、こうでもないと話しながら進んでいく。
親戚の子供の好きなものの話をしたり。
とても可愛がっていることがわかる。
でも育てることと、たまに会うのではちょっと違うんだよねって話もした。
世のお母さんたちやお父さんたちには頭が上がりません。
展示を出たらバラ園があった。
バラ園のベンチで座って少しお話をして、抱きしめてくれて、キスをした。
抱き締めることやキスが初めてではないはずなのに、この人といると全てが初めて経験することに思えるくらい全然別物。
その理由は多分、他の人は0地点からの減点方式なのに、好きな人だけは何もしなくても最初から100点なので、何かすれば全てが100点越えになるからです。
加点方式でもなく、100点満点越えですから、最強。
そこからちょっと遠目のハンズまで行って材料になりそうなものを見る。
お互い作家目線で色々相談したりアイデアを持ち寄って話せるのも楽しい。
結局二つ買うことにした。
そこから好きな人が夜中に動画を観て食べたくなったというびっくりドンキーというチェーン店へ行く。
家族の食の趣味の都合上、チェーン店にはあまり縁がなかったので好きな人と付き合うようになってから行く機会が増えた気がする。
電車で着いた駅からお店までは10分以上歩くようだ。
予報では晴れだったのに雨が降ってきた。
好きな人が「そこでちょっと待ってて」と私に言って近くのコンビニへ向かう。
傘を一本買ってきてくれた。
浅草でのデートの時に、私が弟の話を好きな人にしたことがあった。
雨の日に弟と出かけて食事をして、帰り道に私が傘をさすことをめんどくさがっていたら弟が傘をさして、一緒に傘に入って腕を組んでも良いと無言で言ってきたことを話したのだ。
それを聞いた好きな人は「いいなぁ」と思っていたらしい。
念願が叶ったとニコニコしていた。
素直ーーーーーー！天使かな？
途中でキスをして、また歩く。
ハンバーグは美味しいけれど、最後のひと口が食べられず、年齢を感じる。
胃を大切にしないと。
一方好きな人は全てを綺麗に平らげた。
そう好きな人は食べ方が綺麗なだけでなく、絶対に残さない。
そう言うところも好き。
食べ終わってからもずっと手を繋いでいたり、私がいることが嬉しいらしくて手の動きが落ち着かない。
常に私の手を撫でているか、机に触れている。
どうもこれは好きな人の手癖のようだ。
感情も全て顔にも手にも出ていてとても可愛らしい。
本日の収穫といったところ。
好きな人は支払うよって言ってくれたけど、この日は全部私。
頼らないとかじゃなくて負担になるのは絶対嫌だし、好きな人の誕生日も支払させてくれなかったんだからこれでおあいこである。
帰りにも少し長めのキスをしてとろけた。
最高のパートナーだなぁ。
行きたい展示も行けたし。
今年の私の誕生日プレゼントは展示とキスだった。
※話し合って物理的な誕生日プレゼントはしないことになっている。
帰りの電車まで送ってくれた。
家の近所だったので数駅で到着するのだけど、別の電車と待ち合わせをしているのか中々出発しなかった。
電車の外には好きな人が私の乗った電車が出発するのを待っている。
好きな人をジッと見つめながら「隣に座って来ないかな」と考えていると、本当に隣に座ってきて驚いた。
出発前まで隣にいてくれた。
家について、メッセージをやりとりしていると。
私：そういえば中々到着しないと言っていたあの本確認した？
好きな人：今ちょうど調べてた！
こんなことが多くなってきたように思う。
なんとなく波長が合って来たような。
嬉しい。
