ものづくりをしていると、いつもふと思うことがあります。
それがそのままそっくりアンパンマンのマーチの歌詞に詰まっているもので、時々口ずさんだりします。
懐かしいのに、現在進行形でずっと心の支えになり、人生の本質を考えさせてくれる歌です。
そうだ うれしいんだ
生(い)きる よろこび
たとえ 胸(むね)の傷(きず)がいたんでも
なんのために 生(う)まれて
なにをして 生きるのか
こたえられないなんて
そんなのは いやだ！
今を生きることで
熱(あつ)いこころ 燃(も)える
だから 君(きみ)は いくんだ
ほほえんで
そうだ うれしいんだ
生きる よろこび
たとえ 胸の傷がいたんでも
ああ アンパンマン
やさしい 君は
いけ！ みんなの夢(ゆめ) まもるため
なにが 君の しあわせ
なにをして よろこぶ
わからないまま おわる
そんなのはいやだ！
忘(わす)れないで 夢を
こぼさないで 涙(なみだ)
だから 君は 飛ぶんだ
どこまでも
そうだ おそれないで
みんなのために
愛(あい)と 勇気(ゆうき)だけが ともだちさ
ああ アンパンマン
やさしい 君は
いけ！ みんなの夢 まもるため
時(とき)は はやく すぎる
光(ひか)る星(ほし)は 消(き)える
だから 君は いくんだ
ほほえんで
そうだ うれしいんだ
生きる よろこび
たとえ どんな敵(てき)が あいてでも
ああ アンパンマン
やさしい 君は
いけ！ みんなの夢 まもるため
太字のところが私がよく思うところですね。
「何のために生まれて、何をして生きる」
「何が君の幸せ、何をして喜ぶ」
会社などで働いていた頃は、それがスッポリ抜けていました。
それらの経験が全部身にはなっているものの、人生の本質というものを忘れてました。
まさに忙しいと書いて心を亡くしていたわけです。
以前書いたこちらの日記
むかし精神科やカウンセリングへ行った話 - あおりんごの凡ぶろぐ
今考えると、経験としては良かったのですが、何故あんなに悩んでいたのか不思議です。
悩むときは自分と向き合う、それが出来ないときは自分の幸せのみを最優先です。
目的は後からついてくることもあります。
何のために生まれてって、幸せになるためですよ。
わざわざ不幸になるために生まれてくる人なんていません。
結果的に不幸になったって、自分のことをよく研究して自分が嬉しいことを自分にしてあげる。
そして自分が幸せになったら、やっと他人の幸せを考えたり、お裾分けをすることが出来ると私は考えています。
私の今の働き方というか作品づくりは、もちろん私自身のためでもありますが、誰かの心に寄り添い支えとなるものや、何十年後、何百年後の誰かに「アンパンマンのマーチ」のように、ふと思い出して考えられるようなものになるように心がけています。
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「アンパンマンたんじょう」という絵本をご存知の方はどのくらいいらっしゃるのでしょうか。
私の小さい頃に父が買って来てくれた絵本のひとつで、多分私の本棚のどこかにまだ眠っていると思います。
これもとても印象深いお話です。
内容は前半部分しか覚えていないのですが、ジャムおじさんがパンを焼いていると宇宙から星がピューンと飛んできて竈門に入って光ったのでジャムおじさんが竈門を開けるとパンに宿った赤ちゃんアンパンマンが出てきた。というようなものだったと思います。
アンパンマンって宇宙生命体だったのかもしれません。
私の大好きなBTSも「Anpanman」という曲を出しています。
日本語字幕【 Anpanman 】 BTS 防弾少年団 - YouTube
こちらはもしかしたら（もしかしなくても）日本のアニメのアンパンマンから着想を得たのかもしれませんが、アンパンマンのような新世代ヒーローBTSになりたいという内容です。
この人たちの正直さに救われることが多々あります。
もうすでに地球上の何億人もの人を歌で救っている。
BTSのどこが好きって、歌もダンスも人間性も、人間限界値を超えるような努力をして、ひとつ乗り越えてもまた新たな挑戦をしていく姿勢。
アンパンマンだって前半は失敗して力が出ないこともありますが、後半で巻き返しますよね。
いつも戦ってたりするバイキンマンを救ったりすることもある。
それが人の生き方ってものなのかしら。と考えてみたり。
そういえば最近Coldplayと共に My universe という曲も出しましたね。
MVではもはや国や人種を超えて宇宙規模のお話のように観えました。
ColdplayやBTSもアンパンマンのように宇宙からピューンとやってきた人たちなのでしょうか。
中高生の時だったかな？
親戚の子供が家に遊びに来たのでアンパンマンの映画を一緒に観た覚えがあります。
「いやいや、アンパンマンなんてもう小さい子の観るものじゃない。眠くならないかな」とか思ったのも忘れるほどウルッと来たし、最後まで楽しく観ました。
長く続くわけです。
私の周りにも友人や親戚の子供が増えてきたので、一緒にまたアンパンマンを観られる日が来るかもしれませんね。
親戚のお子に至っては絵本すら理解するようになっていて驚きました。
2歳ってそんなだっけ？え、待って、この世に誕生してからもう2年経ったの？？
ときは はやく すぎる ♪ってこういうことだね、やなせたかし先生！
ちなみにやなせたかし先生は高知県出身だからか、有名な高知県のお菓子ミレービスケットのミレーちゃんのキャラクターデザインもされています。
海外長期滞在のときにスーパーでミレービスケットを見つけたときは嬉しかったし、大袋を買って大事に食べてました。
もちろん地元のスーパーやカ○ディでも小分けされたものが売ってます。
ビスケットの甘みと周りのお塩で延々と食べられてしまうのでご注意。
是非一度お試しあれ。
