昨日ちょうど母校について書いたのですが、本日母校でお世話になった座学の先生の講義を受ける気持ちで行ったらシンポジウムで、大御所アーティストの李禹煥さんとの対談でした。
なんか面白そうだし先生に会いに行こーっと♪なんて軽いノリで行ったのがバレバレですね。
お恥ずかしい。
イベント側、販売側、伝統側、作家側に携わってきた私も色んな方面から納得できるお話でした。
これまた何度も口を酸っぱくして仰っているんだろうな。
わかります。
実際私も出来てないので耳が痛かったです。
以下、私のざっくりとしたメモ書きです。
言葉にならないことを言葉にしようとすること。
言葉が届かない部分を作品として作る。
言葉はきっかけや解説になる。
答えにならないものを探し出す。
論理がわかると、そこから先に進む事ができる。
表に見えない部分(作品)言葉で表現して誰かに感動してもらう(文章やプレゼン)。
文章はあくまで作品をより良くするためのもの。
理解を深め、説明にもなるように構成する。
思考:作品 = 7:3
書くこと(文章)と話すこと(プレゼン)は違う。
全てが李さんのお言葉ではないです。
所々、私がお世話になっていた先生が要約してわかりやすく説明してくださった部分や、私独自の解釈も入っていると思いますが、大体こんな感じでした。
このことを踏まえて今後の作品作りに生かそうと思います。
ありがたいお話を聞けて嬉しかったです。
もちろん先生にご挨拶もできました。
その後「休日だし、誰も居ないだろうな〜」と私の通っていた学科のアトリエへ立ち寄ると明かりが煌々とついておりました。
これまたお世話になった先生方や、私が学生だった時の一年先輩が助手さんになっていたりと驚くことばかり!
皆さん覚えていてくださって嬉しかったです。
別学科のお世話になった先生にも顔を見せにいくと、色々と参考になりそうなことを教えてくださいました。
私が使おうとしている素材についてお話しすると、先生も知らないことがあったようで興味を持って聞いてくださいました。
確かに普通は使わないから知らないかも。とそこで気付きました。
実は大学に入る前からその素材に惹かれ、個人的制作で使っていたし、いつもアンテナを張っていたからこそ知っている情報だったのかもしれません。
いや、実はそのもっと昔に遡って、理系専門学校を出ていたことまで関係してくるかもしれませんね。
人生無駄なものはないです。
以上、本日のあおりんごの収穫でした。