あおりんごの凡ぶろぐ

美大を卒業した後、色々な経験を経て、現在は個人事業主&作家活動中

お盆とピクサー

「かえりたい」
家にいるのに、そう思ったことはありますか。

私は小学生の頃から実家の窓から空を見ては
「かえりたい」
「私の名前はこの名前ではないのに」
と考えて生きていました。

でもいくら考えたところで、どこへ帰りたいのか、本当の名前は何なのか、全く思い出せないので考えるのをやめました。
それに誰もそんなことを言わないのでまた「変な子」と思われないように誰にも相談しませんでした。

そんな私が成長し、高校時代の夏休み。
長くて不思議な夢を見ました。
全部語ると長くなるので要約すると、自分の部屋の窓から帽子を被った少年と宇宙へ行くのです。

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最近ピクサーの新作映画『星つなぎのエリオ』を鑑賞しました。
高校生のときにみた夢の景色と似たことが描かれていました。
「ソウルフル・ワールド」といい、私は個人的に、ピクサーには上の繋がりの人が何人かいらっしゃるんだろうなーと感じています。

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帽子を被った少年は顔をしっかり見ることがなかったのか、顔を覚えていないだけなのかわかりません。
元々私は人の顔が覚えられないし。
ただ、スピリチュアル系とかあんまり好きじゃない従姉妹と話していたとき、私がそんな夢を見たことがあると伝えたところ、やはり小さいときにみた夢の中で同じ特徴の少年が夢に出てきたことがあることが判明したのです。

少年が誰なのかはわかりません。
亡くなった方は年齢や姿形を自在に変化させられるそうです。
でもあの時、私たちを気にかけてくれていた亡くなった存在というと「父方の祖父」。
おじーちゃんだ!?

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時代は更に進み、社会人になってからとある目的のため会社を辞め、海外へ語学留学に行きました。
すると、その期間内にまた不思議な夢を見ます。
薄暗い地下施設のような場所を父方の祖父が一言も発さずに案内してくれるのです。

祖父の背中についていくと、亡くなった従姉妹の祖父の家?も通過しました。
従姉妹の祖父は今も昔もおしゃべりがとても好きなようで、亡くなってからも声を聞くことが何度かありました。
一方父方の祖父は元々無口な上、夢では一切おしゃべりしません。

最後に行き着いた場所は地下に流れる川の手前。
川の流れる先はトンネル状になっており、向こうからは光が差し込み眩しくて景色がよく見えません。

私が何故か持ってた手紙を祖父へ渡すと、祖父はそれはもう嬉しそうに眼に涙をためて喜んでくれているのが無言であっても伝わります。
途中父のチャチャが入って私が怒りましたけれども!(父は存命してます)

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今考えても、あの手紙には何が書いてあったのか謎。
しかし、もしかしたらあの時が祖父が天国へ旅立つときだったのかな?
どうなんでしょ。
真実はわからないです。

たしかお盆時期でもあったから戻ってきていただけなのかな。
でも海外だよ??
海外でもお盆時期は共通してたりするんだろうか。

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お盆の夢特集
・私の帰国後。海外でお世話をしていたけど亡くなってしまったわんちゃんが日本で私が住んでる家のベランダへ来て、他の代々そこで飼われていた犬たちと楽しそうに駆け回って遊んで帰って行った(亡くなった一年後くらい)。
・お盆の終わり時期に私の狭き部屋に7頭くらい美しくて賢そうな馬がV字に並んで座って(伏せ?)整列していた。身体の大きさは調整できるらしい。
・高層ビルの最上階のようなところで「まもなくゲートが閉まります」と何度も冷たい声でのアナウンスが流れて、誰か(ご先祖様たちかな)と名残惜しく挨拶をしている。

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最後のはまたもやピクサーリメンバー・ミー」に似てました。
あの世の門番は厳しいらしい。
怒りの怖さというよりも、感情を入れないAIのような冷淡で強制的な声と言葉だったな。

今回ずっとピクサー推してるね、私。
また観たくなってきた。

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夢は色んなことをおしえてくれる。
かといって、私の本当の名前も、かえりたい場所も未だにわからないんだけど。

でもかえりたい場所と言うよりは、亡くなったら行く場所も夢の中で行ってきたから亡くなるのが怖くなくなったというよりむしろ「現世でたくさん経験しなければ!」と帰ったとき皆へ話せるよう、楽しく生きることにフォーカスをあてるようになった。

生きるのって大変だけど、がんばろ。

※皆が皆同じ場所にかえるのかはわかりません。ひとつじゃない気がするから。